支部便り(網走)

厳冬期災害演習2023に参加しました。

演習参加者総数 126名(うち宿泊者約100名)

LPガス協会参加者
清水 敬司 副支部長(北見分会長) ㈲きつい商会
谷本 健至 支部幹事(北見分会副分会長)エア・ウォーター北海道北見エネルギー営業所所長
高田 貴也 (北見分会)北海道エナジティック北見営業所
田口 茂春 (支部事務局)

想定
大規模地震により停電が発生、電気・ガスが使用不可。貯水タンクの水のみ使用可能との想定で行われ、「T・K・BプラスW・C」をテーマとして検証が行われました。
※ T:トイレ K:キッチン(食事) B:ベッド W:ウオーム(採暖)  C:車中泊

当演習は今回で11回目となります。
コロナ禍のため2年間中止となり、今年3年ぶりに実施されました。
感染対策のため、参加者募集は行わず、人数を限定したなかで、道内外から自治体防災担当者・医療・福祉・大学関係者などが参加しました。

網走支部と北見分会から4名が参加し、LPガスによる自家発電可能な簡易湯沸かし器を設置し、参加者にお湯による手洗いを体験してもらいました。
また、LPガスにより回転釜で雪を溶かし、湯たんぽや足湯用のお湯を作りました。
車両閉じ込めを想定した車中泊体験や参加者が自ら段ボールベッドを組み立て宿泊体験もしました。
宿泊した体育館には、熱交換式ジェットストーブ暖房もありましたが、室温約8℃のなか寒さで中々寝付けない参加者もいて貴重な体験となりました。
2日目の朝の現地最低気温は約-16℃で、キーワードである「T・K・BプラスW」のどれをとっても、冬の避難所では欠かせないものであり、それぞれにどのような工夫が必要かなど参加者間で様々な意見交換が行われました。

LPガス簡易手洗器設置!
お湯で手が洗える有難さを実感!
まずは、ブルーシートと毛布だけで寝てみよう!
床の冷たさが骨身にしみます!
全員で段ボールベッドとパーティション100名分を設営!
(右側は女性用シェルター)
段ボールベッドとパーティション(男性用)
足湯体験!心が和みます。
床の冷たさが骨身にしみます!
LPガス協会による回転釜で雪を溶かしお湯を作る作業
参加者の足湯と湯たんぽ体験のため、
氷点下12℃のなか深夜まで頑張りました!
看護大学生による食事の提供
温かい食事で心も温まります。

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