支部便り(網走)
厳冬期避難所展開・宿泊演習2025に参加しました。
開催場所 日本赤十字北海道看護大学(北見市)
主催 日本赤十字北海道看護大学災害対策教育センター
参加者数 145名
LPガス協会参加者
清水 敬司 (副支部長・北見分会長) (有)きつい商会
村口 悟 (北見分会NE会会長) KSコーポレーション北海道(株)
冬野 大志 (北見分会)エア・ウォーター・ライフソリューション㈱北見営業所
成田 賢一 (北見分会)(株)リヨーユウ石油
吉田 空 (北見分会)北海道エナジティック(株)北見営業所
田口 茂春 (支部事務局)
想定
大規模地震により停電・断水が発生、電気・ガスが使用不可。貯水タンクの水のみ使用可能との想定で行われ、「T・K・BプラスW・C」をキーワードとして検証が行われました。
※ T:トイレ K:キッチン(食事) B:ベッド W:ウオーム(採暖) C:車立ち往生体験
道内外から自治体防災担当者・医療・福祉・大学関係者などの参加により、12回目となる厳冬期避難所展開・宿泊演習2025が実施され、網走支部と北見分会から計6名が参加し、ポータブルLPガス発電機による簡易手洗機を設置し参加者に体験してもらいました。
140名の参加者が食事前の手洗いや歯磨き等で使用し、皆さん「お湯が使える有難さ」を実感していました。
また、LPガス回転釜で雪を溶かし、湯たんぽや足湯用のお湯を作りました。
最低気温マイナス16℃のなか、4時間に渡る屋外での作業は過酷なものでした。
車両閉じ込めを想定した体験やダンボールベッドの上にプライベートテントを乗せる宿泊方法を取るなど毎年新たな取り組みと工夫がされています。
宿泊した体育館には、熱交換式ジェットストーブやダクトヒーターによる暖房もありましたが、寒さで中々寝付けない参加者もいたようです。
2日目の朝の最低気温は約-19℃(アメダス値)で、キーワードである「T・K・BプラスW」のどれをとっても、冬の避難所では欠かせないものであり、それぞれにどのような工夫が必要かなどグループ討議で様々な意見交換が行われました。




お湯で手が洗える有難さをしみじみ実感!

床の冷たさに耐えられません!

ONTHEプライベートテント

足湯と湯たんぽ用に氷点下16℃のなか深夜まで頑張りました!






気温マイナス10℃を下回るなか、エンジンを停止した車両内で1時間の体験です。

使用上の注意事項などを参加者自ら考え掲示しました。

