支部便り(道南)

道南支部青年委員会が出前教室を実施しました

日 時/ 令和4年8月4日(木)  15:00~16:00 

場 所/ 北斗市飯生1丁目13-30    みんなのすきな場所「しゅくだいカフェ」

事業内容/宿題を終えておうちに帰ることで、家族の夜の2時間をもっと笑顔な時間に!
しゅくだいカフェは、子供たちが放課後に集まるサードプレイス(家庭、学校に続く第三の居場所)として、地域の方々の寄附やボランティアにより運営されています。宿題や自学をすませたら自由に遊べる小学生の居場所です。1日平均9名の子供たちが利用しています。
今回の出前教室は、夏休み期間中のイベントの一つとして依頼されました。
5年生と6年生が10名参加してくれましたが、学校の授業ではないので、子供たちに自由に楽しんでもらうことを重点としました。ただし、そこはLPガス協会が行うものですから、最初にLPガスについて子供たちにも分かりやすく説明してから「火起こし体験」を行いました。
そして、火起こしの目的はもうひとつあって、起こした火で炭をおこして焼き鳥を焼いて食べること、これは子供たちが提案したそうです。

授業風景/最初に室内でパネルを使って、各家庭に同様のものが設置されていて、日々の料理やお風呂などのお湯を作っていること。さらに石油や電気などの他のエネルギーと合わせて皆さんの生活を支えていることなどを分かりやすく説明した後に、実物の金属製LPガス容器と軽量なプラ容器を見せて、重さの違いを実感してもらいました。
次に、ドライアイスを使ったガス漏れ実験では、ガス臭がしたらガスの元栓を閉めてから窓やドアなどの開口部を開けて、大人に知らせることが大切で、換気扇などの電気器具のスイッチには触らないことなどを説明した。そして、開口部を開けるもうひとつの目的は、最悪ガスが爆発した場合に締め切った部屋と解放されている部屋との衝撃の違いを「ガスポン」を使って体感してもらいました。
「ガスポン」とは、チャッカマンにフイルムケースを付けたもので、中にガスを入れて空気と混合してスイッチを押すと勢いよく蓋が飛んで「ポン」という音が出ます。これの蓋は緩いものときついものの2種類があって、密閉度の違いにより「ポン」という音の大きさが違います。
その後で、風が強かったので「しゅくだいカフェ」の敷地内の車庫を使って「火起し体験」を行いました。限られた時間ではありましたが、参加人数が少なかったので何度も頑張った子供もいて、中には火種を起こすまで頑張ってくれた子もいました。
最後に澤田青年委員長が火種から火を起こして見せると、拍手をして喜んでいました。

追 記/ 今は、新型コロナウイルスの感染が拡大していて、子供たちにも多くの感染者が出ています。感染拡大が無ければ、もっと多くの子供たちが参加する予定でしたが、参加した子供たちは感染防止に協力して楽しんでくれました。
このような状況の中でも「火起し体験」ができたことを嬉しく思っております。

子供たちから感想文をいただきましたので掲載いたします。


ガスポン

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